こんにちは!西大寺カイロプラクティック整体院~Soma~の水井です。
女性に毎月やってくる生理。
普段あまり腰痛がなくても生理の時にだけ腰痛がひどくなったりしてしまう方が大変多くいらっしゃいます。
なぜ生理時だけ腰痛がひどくなるのでしょう??
今回はそんな辛い生理時の腰痛についてです!
生理時に分泌されているホルモン
排卵前から排卵後に分泌されている『黄体ホルモン』
この黄体ホルモンは生理直前に分泌がとまり、変わりに「プロスタグランジン」が分泌されます。
この二つのホルモンの作用に
・黄体ホルモン・・・・・・腸の蠕動運動を抑える働きがあり便秘になりやすくなる。
・プロスタグランジン・・・腸が必要以上に収縮し下痢になりやすい。
という作用があります。
人のカラダは内臓の調子が悪いとその周辺の筋肉などが拘縮して外的刺激から守ろう(筋性防御)という反応します。
その反応を内臓体性反射と言い、
胃であれば、胃の裏~腰にかけての筋肉に。
腸であれば、胃の裏の少し下の腰~骨盤付近の筋肉に。
等々と、筋肉の拘縮が起きてしまいます。
ホルモンの分泌による内臓の不調。その内臓不調時に起こる筋肉の拘縮が生理時の腰痛を引き起こしやすくしているのです!!
プロスタグランジンE2の分泌量
生理痛がヒドイ女性は、このプロスタグランジンE2の分泌が多くなっています。
プロスタグランジンE2は別名を”子宮収縮”ホルモンと言われ、血液を子宮から押し出すために子宮を強く収縮させようとします。
この時に血流が悪い状態になっていると子宮は収縮しにくくなります。
古くなった生理の血液を子宮の外に排出するために、より多くのプロスタグランジンを分泌させ血流が悪くなった子宮をもっと強く収縮させないといけなくなります。
その結果生理痛がひどくなってしまうのです!!
そして生理痛・腰痛にも関係のある「血流の悪さ」。
血流が悪くなる要因としては、やはり筋肉の拘縮が関与しています。
筋肉の硬さで血管が圧迫される➡血の流れが悪い状態になる
➡子宮まで血流がしっかり行き渡っていない状態になる➡子宮の調子が悪くなる
➡周辺筋が防御反応を起こし拘縮を起こす➡腰痛になる
と、いったこと悪循環になっていきます。
柔軟性のある筋肉にすれば血流は格段に改善が期待できるので、腰痛改善には血流循環は大きな役割になります。
ストレス
ストレスにより全身の筋肉の緊張は強まり、特に悪くなっている部分には余計に筋肉の拘縮が強くなってしまいます。
そのストレスによる筋肉の拘縮は背中・股関節周りなど腰痛に深い関わりをもった部位に影響を及ぼしますので生理痛がひどくなりストレスが溜まり余計に腰痛を悪化させてしまいます。
また生理痛がヒドイのはカラダの冷えからだと、よく言われますが、この冷えも筋肉の凝りによる血流循環不良から起こるが大半なので冷えのひどい方は日頃から軽い運動・ストレッチ・マッサージなど筋肉を柔らかくするようにされると生理痛・腰痛は緩和される可能性があります。
日頃から腰の状態が悪い
生理以外の期間の生活の中で腰痛を感じていない方も、腰やその周辺の筋肉の状態が良くないと生理の時に腰痛を感じてしまうことになりやすいです。
生理の時に腰痛になるのは仕方がないとあきらめるのではなく、腰痛にならない方法を考えていかないといけないのです!!
普段から腰の状態を良くするように意識すれば生理周期にも恐れることもなくなります。もともと腰の状態が悪いことを自覚し、日頃からケアしていくことが、ヒドイ生理痛や整理期間中の腰痛の予防に繋がるので筋肉を柔らかくし血流を良くすることを心がけてみてください!!
・筋肉の柔軟性
・カラダを冷えないようにする
・ストレス軽減、発散方法を見つける
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