人間が摂取するもので空気の次に重要なものは
『水』
です。
のどが渇くとか血がドロドロになる。なんてものは末期症状なもので論外とし、
体の中で起こる化学反応のほとんどが水を介して行われます。
これを『加水分解反応』といい、エネルギーを生成するものも、
脂肪を分解するのも、ホルモンを作るのも、
生きるために必要なありとあらゆることが『水』を使って行われます。
そのため体重のたった1%の水分が失われると人体のパフォーマンスは低下していきます。
肌はカサカサになり、筋肉は傷つきやすくなり、
血流も低下し、内臓の働きも悪くなり、IQまでもが低くなります。
しかも2%程水分量が低下してからノドが渇いたと感じるので
しっかり水分を補給さえすれば仕事や勉強の効率が上がるかも・・・・・。
さて、具体的に必要な水分量ですが厚労省の規定によると1日2500㏄となっております。
2,5リットルも!!と思う方も多いと思いますが、
海外では男性は3,7リットルが基準なので大分甘めな設定だと思われます。
しかもほとんどの方が未達成で日本人の7割が脱水状態ともいわれております。
また2,5リットルの摂取目標ですが、食事からの水分摂取も合算しても大丈夫です。
日本人の平均食事量からすると食事からだけでも600㏄ほどの水分を摂取しているそうなので
厚労省基準でも2リットルほど飲み物からとることになります。
ちなみにコーヒーはカフェインが入っているので脱水してしまうので水分補給になりません!!
スープやみそ汁は水分として計算していただいてOKなので食事に取り入れると目標水分量も少し楽になるかもです!